10のキーワードで知る、メルセデスの世界。(後編) コラム ブランド
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10 Keywords of Mercedes-Benz 10のキーワードで知る、メルセデスの世界。(後編)
#6 統合的安全性
ドライバーの安全運転をサポートし、事故を未然に防ぐアクティブセーフティ「能動的安全性」。万一、事故が発生した際に、乗員の全方位の安全を確保するとともに、事故の被害を最小限にとどめるパッシブセーフティ「受動的安全性」。そして、これらを高次元で統合したメルセデス独自のセーフティ・コンセプト「統合的安全性」。その代表的な機能が、PRE-SAFEです。電子テバイスからの情報をもとに衝突が迫っていると判断すると、その2.6秒前に遡ってシートベルトを巻き取り、シートの位置や角度を可能な限り安全な位置に調整。さらにウインドウやスライディングルーフを閉め、衝突時にシートベルトとエアバッグが最大限の効果を発揮できるように態勢を整えます。事故調査で導かれた事実に基づいて開発された高度な安全設計。何よりも大切な生命のために、メルセデスは最後の瞬間まであきらめません。
#7 インテリジェントドライブ
80年以上にわたってメルセデスが追求し続けてきたセーフティの、究極のゴールとなるアクシデントフリー。その実現のために、メルセデスが独自に創出した「統合的安全性」の最新の成果が、インテリジェントドライブです。ステアリングアシストを備えたアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックは、高速道路はもちろん街中や郊外でも、ステアリングに手を添えているだけで、前走車との車間を維持しながら、走行中の車線を走り続けることができる性能を獲得しています。メルセデスの各モテルに次々と搭載されている、インテリジェントドライブ。未来を予感させる"知性を備えた機能"で、クルマの安全性と快適性が劇的に進化しました。
#8 ESF
Mercedes-Benz ESF。「エクスペリメンタル・セーフティ・ビークル」を意味するこのモデルは、ドライバーはもちろんのこと、まわりのクルマに乗る人も街を歩く一人ひとりも、そのすべての安心に貢献する機能を搭載した第5世代の実用試験車両です。万一の事故の際、自動的に車両の後部から小さなロボットが現れ、三角停止板を掲出して交通の安全を確保。いち早く他の道路使用者に危険を周知し、事故への遭遇を回避するなど、周囲の車両の乗員や歩行者もサポートする性能を備えています。「守る命を、選んではいけない」。その思想から生まれた新しい発想の安全技術は、すべてのメルセデスで実現していきます。
#9 自動運転
「事故なき運転」。その実現のために、自動運転を重要なステップと考えるメルセデスは、1980年代からその研究に取り組んでいます。2010年にはジンデルフィンゲンのテストコース内で世界初の完全自動運転を実用化。2013年にはドイツ国内の一般道で全長約100kmもの完全自動運転の実証実験に成功。さらに2021年、メルセデスの革新的な自動運転技術「DRIVE PILOT」が、条件付き自動運転「レベル3」の国際的な認証を取得。高速道路区間において、混雑時や渋滞時に、時速60km以下の自動運転が可能になりました。世界最先端の運転支援機能を進化させ続ける、メルセデス。これからも理想を目指して歩んでいきます。
#10 EQ
ガソリンエンジン自動車を発明した、メルセデス。その伝統から生み出された新世代のブランドが、「エレクトリック・インテリジェンス」を意味する"EQ"です。電気自動車固有の先進的なデザインを採用するだけでなく、これまでのメルセデスの特長である安全性、操縦安定性、快適性、利便性、品質なども高いレベルで実現しています。メルセデス初の100%電気自動車であるEQCは、大きなゆとりと安心感とともに、電気自動車ならではの滑らかで力強い加速を実現。さらに"RealLifeSafety"のコンセプトに基づき、万一の事故の際、高電圧システムの損傷を防ぐとともに速やかに回路を遮断することによって、高電圧による乗員及び救助員の負傷を防ぎます。一切の妥協を許さないメルセデスのクルマづくりはeモビリティの時代が来ても、揺るぎません。