コラム ブランド

全店舗

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像

伝説の全地形対応型モデルGクラスの電動化に向けて発表されたエキサイティングなコンセプトEQG。実用性に優れた象徴的オフローダーGクラスの電動モデルの開発を量産間近なレベルまで高めたコンセプトカー。メルセデス・ベンツ コンセプトEQGのエクステリアデザインは、Gクラス独自の人目を惹く外観に、メルセデスの純電動モデルならではのデザインを厳選して組み合わせることで、鮮やかなコントラストを演出しています。これまで常に最高の標準を打ち立ててきた「G」ならではの4WDの特性は、電動モビリティの時代に引き継がれるだけでなく、いくつかの面ではいっそう進化を遂げることになります。本記事ではコンセプトEQGからGクラスの魅力をご紹介します。

  • アメリカでの約束
  • アイコンとしての存在
  • ひと目でそれを認識するデザイン
  • 変わらずとも新鮮なディテール
  • そのDNAに注入された電動
  • オフローダーを象徴するルーフラック
  • 妥協を排したオフローダー 電気駆動だからこそ
  • 「Schöckl proved」シェークルにて検証済

2018 年1 月に米国デトロイトで行われたメルセデス・ベンツGクラス現行世代モデルのワールドプレミアにおいて、ゲストにお招きしたハリウッドのスーパースターで熱狂的なGクラスファンでもあるアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、ダイムラー社取締役会会長(当時)ディーター・ツェッチェからある約束を取り付けました。当時多くの人の意表を突いたその約束とは、全モデルシリーズを将来電動化するに当たっては当然Gクラスもその対象とする、というものでした。それからわずか 3 年半も経たずして2021年9 月に、メルセデス・ベンツはその約束を果たし、 Gクラスの電動モデルの開発を量産間近なレベルまで高めたコンセプトカー「コンセプトEQG」を発表することとなりました。
 

メルセデス・ベンツ Gクラスの画像

大成功を収めてきたGクラスの初代モデルが登場したのは 1979 年のこと。以来 40年以上の長きにわたり、「G」はメルセデス・ベンツのラグジュアリーオフロードモデルとして生産され続けてきました。この間、メルセデス・ベンツの伝説的オフロード車として、その外観はわずかしか変わっていません。初代以来、技術面で最大の飛躍を遂げた 2018 年の広範な製品改良においても、人目を惹くその独特なデザインの変更については慎重の上にも慎重を期しました。それには十分な理由があります。かつての純粋に機能的なコンポーネントが長年の間に独自のスタイルを表す象徴的な要素(アイコン)となったからです。そうしたものの例としては、独特なドアハンドルやドアを閉めたときの特徴ある音、エクステリアの堅牢なプロテクションモール、リアエンドドア外側に取り付けられたスペアタイヤ、フロントの目を惹くウインカーなどが挙げられます。(画像はメルセデス・ベンツ 500 GE V8 (W 463)/1993年3月ジュネーブモーターショーにて発表)

メルセデス・ベンツ 500 GE V8 (W 463)の画像

Gクラスのデザインの伝統を着実に踏まえ、ひと目でGクラスと分かる量産間近な仕上がりのコンセプトEQG。数々の独特なデザインを含めてGクラスの角張ったシルエットを踏襲しています。エクステリアの堅牢なプロテクションモールは、照明付きのストリップにより、非常に目立つデザインとなっています。ツートーンの美しいボディカラー(上=グロスブラック、下=グロスアルミニウムビーム)の色の境目は、フロントエンドでは上に重ねたような形状のボンネットのすぐ下を通っており、この特徴的なデザインをより明確に強調しています。
 

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像

コンセプトEQGのフロントビューは特徴的な円形ヘッドライトが効果を発揮して、おなじみの外観となっています。コンセプトEQGは、内燃エンジンモデルのフロントグリルに代えて、ディープブラックのフロントパネルが採用されています。このブラックパネルには、立体効果をもたらす、光るスリーポインテッドスターが鮮やかなアクセントを与えており、その周囲にはメルセデスの電気自動車でおなじみのブルーによる「丸味を帯びた正方形」のアニメーションパターンを配して視覚的なつながりを生み出しています。ブラックパネルは周囲に照明付きの縁取りが施されており、これがドアミラーハウジングの白く光るサークルともあいまって、ヘッドライトのデイタイムランニングライトのデザインを補う形となっています。

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像

ホイールは、専用デザインの 22インチ ポリッシュ仕上げアルミホイールを採用しています。リアエンドドアには、通常のスペアタイヤカバーに代えて、白く光るアクセントを施したロック付のボックスが取り付けられています。充電用のウォールユニットを想わせるこのボックスは、充電ケーブルを簡単に取り出せる場所に収納したりする等便利に利用できます。メルセデス・ベンツグループ社チーフデザインオフィサーのゴードン・ワグナーは、次のように述べています。「メルセデスは この新しいEQGとともに未来に向けて旅立とうとしています。このクルマは最先端のオフロード性能と、私たちが一丸となって目指している電動モビリティの時代の姿を具体的に融合させたもので、最高の要求水準とラグジュアリーを実現しようとするメルセデスの飽くなき追求の中から生み出されました。メルセデス・ベンツにとって最も大切なことは、GクラスのDNAを完全な形で保存しつつ、それを電動モデルの時代に注入することでした。こうしてGクラスらしい、それでいて一味違うクルマが誕生しました。ホワイトLEDやリアエンドドアのウォールユニットのようなボックスなど、現代的なアクセントとなるデザインは、その違いが際立つ部分です」。

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像

エクステリアデザインでもう1つ目を惹くのが、ハイグロスブラックのフラットなルーフラックです。ミニマリズムデザインを採用しており、その中心的要素として中央部分が、クルマの上方から見てGクラスと分かる「G」の文字を形作っています。ルーフラック前端に組み込まれたホワイトのLEDストリップは、過酷なオフロード走行に欠かせないサーチライトを現代的にアレンジしたもので、コンセプトEQGのこの面での本気度を強調しています。つまり、純電動にもかかわらず、ではなく、電動だからこその本格派なのです。なお、このルーフラックは後端にもレッドのLEDストリップが設けられています。

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像

コンセプトEQGが明らかに「G」なのは、デザインだけでなく、中身についても言えることで、それによって妥協を排したオフローダーとなっています。ボディは今回も堅牢なラダーフレームを持つ構造を採用したほか、サスペンションもGクラスらしく、並外れたオフロード走破性を発揮できるよう設計されており、フロントに独立懸架サスペンション、リアには電気駆動システムを組み込むため新たに開発したリジッドアクスルを搭載しています。4つの電気モーターはそれぞれがホイールにきわめて近い位置にあって、個別に制御可能となっており、これよってコンセプトEQGはオンロードでもオフロードでも唯一無二のドライビング特性を発揮します。コンセプトEQGのオフロード用低速ギアは、あらゆる本格派の4WD車の場合と同様、切り替え式の2段変速機によって選択可能で、「G」だけに求められる高いオフロード性能を確実に実現します。

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像

Gクラス純電動モデルは以上のような優れた装備を搭載しますが、量産モデルとして完成に至る開発の最終段階においては、当然ながらオーストリア・グラーツにある標高1,445m のシェークル山に設けられた名高いテストコースに臨むことになります。最大で60度にもなる勾配を各所に配したコースは、全長5.6km。国際的なオフロードシーンにおいて、いつの時代も人間とテクノロジーにとって世界最難関の1 つに数えられてきたコースです。ここでのテストに見事合格すると、電動「G」も463シリーズの必須要件となっている「Schöckl proved」(シェークルにて検証済)の品質認定バッジを取り付けることができます。なお、登坂能力は、兄弟分の内燃エンジンモデルと同じく最大100%(適合する路面の場合)と、見事な性能を備えることになります。電気駆動システムは設計上のメリットも有利に働き、オフロード車にも、そして困難なオフロード走行にも適した理想的な駆動方式となっています。また、バッテリーはラダーフレームに組み込まれているため、車両の低重心を実現しています。 コンセプト EQG や、後日製品化される量産モデルのような純電動オフローダーは、電気モーターが事実上最初の1 回転目から最大トルクを発生するため、並外れた駆動力とコントロール性を備えており、急斜面や山深い道でも同様に威力を発揮します。

Gallery

メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
メルセデス・ベンツ コンセプトEQGの画像
  • 画像はイメージです。
  • これらの機能や紹介内容は車種やモデル、オプションにより装着の有無、オプション設定の有無、数値が異なります。詳細は販売店までお問合せください。

メルセデス・ベンツ天王寺

06-6772-0925

メルセデス・ベンツ天王寺の外観

メルセデス・ベンツ北大阪

06-6190-3000

メルセデス・ベンツ北大阪の外観

メルセデス・ベンツ堺北

072-221-0440

メルセデス・ベンツ堺北の外観

メルセデス・ベンツ伊丹

072-785-1055

メルセデス・ベンツ伊丹の外観

メルセデス・ベンツ北大阪
サーティファイドカーセンター

06-6384-3322

メルセデス・ベンツ北大阪 サーティファイドカーセンターの外観

メルセデス・ベンツ伊丹
サーティファイドカーセンター

072-784-8800

メルセデス・ベンツ伊丹 サーティファイドカーセンターの外観

メルセデス・ベンツ天王寺

大阪府大阪市天王寺区生玉寺町3-2

MAP

メルセデス・ベンツ天王寺の外観

メルセデス・ベンツ北大阪

大阪府吹田市泉町2-45-5

MAP

メルセデス・ベンツ北大阪の外観

メルセデス・ベンツ堺北

大阪府堺市堺区大浜南町3-2-3

MAP

メルセデス・ベンツ堺北の外観

メルセデス・ベンツ伊丹

兵庫県伊丹市鴻池2-1-31

MAP

メルセデス・ベンツ伊丹の外観

メルセデス・ベンツ北大阪
サーティファイドカーセンター

大阪府吹田市芳野町17-5

MAP

メルセデス・ベンツ北大阪 サーティファイドカーセンターの外観

メルセデス・ベンツ伊丹
サーティファイドカーセンター

兵庫県伊丹市昆陽7-28

MAP

メルセデス・ベンツ伊丹 サーティファイドカーセンターの外観